申請代行を依頼するメリット

申請代行を依頼すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

・申請の認定確率が高まる

年金の申請作業は一生に何度も経験することではないため、初めての方も多いはずです。慣れない作業になるため、ご自身で申請を試みた結果、途中で断念する方も少なくありません。また、仮に申請までこぎつけたとしても、書類が足りなかったり不備があったりして、認定されない可能性もあるのです。

その点、専門家である社会保険労務士に申請代行を依頼すれば、必要書類の不足や書類不備の可能性を抑えられます。また、審査で重要な診断書も障害等級にふさわしい内容か厳正にチェック可能です。実際の等級よりも低い障害に認定されるおそれがなく、申請通りに受給できる可能性が高まります。

・申請にかかる負担を大幅に軽減できる

申請の際には必要書類を集めるだけでも大変ですが、その上書類を不備なく記入する作業も加わるため、大きな負担を伴います。申請代行を依頼すれば、必要書類集めから書類の記入、申請まですべて任せることが可能です。申請にかかる負担を大幅に軽減できることは、障害年金受給を希望する人にとって大きなメリットです。

・短期間で申請できる

申請までには長期間を要し、ご自身で申請する場合は半年かかることもあります。しかし専門家である社会保険労務士に申請代行を依頼すれば、約2～3ヶ月で申請が可能です。

障害年金は、受給権が発生しても請求しなければ受け取れない年金ですので、申請に時間がかかると支給開始が遅くなります。つまり、申請に時間がかかるほど受給ロスが発生しやすくなるのです。そのため、短期間で申請できる点は依頼者にとって大きなメリットです。

障害年金申請代行の料金

申請代行を依頼するとなった場合、やはり気になるのはその料金です。一般的に申請代行の料金は、着手金・報酬・実費で構成されます。

・着手金

着手金を設定している事務所の場合は、2～3万円程度が相場です。しかし、着手金を設定していない事務所も少なくありません。

・報酬

申請代行の料金のメインは、報酬です。決定した年金額の2ヶ月分、初回振込額の10％など、事務所ごとに料金設定が異なります。

年金額の2ヶ月分と聞くと高いと感じるかもしれませんが、ご自身で申請すると労力と長い期間が必要です。申請代行を依頼すればご自身で申請するより3ヶ月程度早く受給できるため、2ヶ月分支払っても経済的なメリットが得られます。

・実費

診断書や受診状況等証明書などの必要書類を得るためにかかる費用のことです。年金の支給・不支給にかかわらず、申請の手続きにおいて必ず発生しますので、実費として支払います。