「アミロイドーシス」で「障害年金」を請求される方に、申請ポイントをお伝えしたいと思います。皆さまの何かしらのお役に立てればと思います。何かありましたらご遠慮なく下記フォームにてお問合せ下さい。

アミロイドーシス とは

アミロイドーシスとは、アミロイドと呼ばれる線維状の不溶性タンパク質が心臓、腎臓、消化管、脳、神経、皮膚、舌などさまざまな臓器に沈着して機能の異常を引き起こす病気のことです。全身のさまざまな臓器に発症する“全身性アミロイドーシス”と特定の臓器のみに発症する“限局性アミロイドーシス”の2つのタイプがあります。どのようにしてアミロイドが作られるようになるのか明確な発症メカニズムは分かっていませんが、加齢や遺伝、炎症、腫瘍しゅようなどが関連する場合があります。

アミロイドーシスの障害認定基準は？

１，「不整脈」や「心不全」の障害認定基準

アミロイドが沈着したのが心臓であった場合、心臓の臓器機能が低下し、さまざまな症状として「不整脈」と「心不全」が発症するケースがあります。この場合、「障害年金」を受給できる程度かどうかの基準である「障害認定基準」を紹介します。

下記ＵＲＬにて詳しくは紹介させて頂きます。

心臓の障害（循環器障害）の障害認定基準（http://www.sapporo-nenkin.jp/?page_id=97）

「不整脈」と「心不全」は、各々「不整脈」は「難治性不整脈」、「心不全」は「心筋疾患」の欄をご覧下さい。

２，「イレウス」等の消化器官の障害認定基準

アミロイドが沈着したのが消化器官であった場合、消化器官の臓器機能が低下し、さまざまな症状として下痢、嘔吐、便秘、「レイウス」などを発症するケースがあります。この場合、「障害年金」を受給できる程度かどうかの基準である「障害認定基準」を紹介します。

下記ＵＲＬにて詳しくは紹介させて頂きます。

肛門・直腸・泌尿器(その他消化器官系の疾病を含む)の障害の障害認定基準（http://www.sapporo-nenkin.jp/?page_id=109）

３，「腎疾患」の障害認定基準

アミロイドが沈着したのが腎臓であった場合、腎臓の臓器機能が低下し、さまざまな症状としてネフローゼ症候群や腎不全を発症するケースがあります。この場合、「障害年金」を受給できる程度かどうかの基準である「障害認定基準」を紹介します。

下記ＵＲＬにて詳しくは紹介させて頂きます。

腎臓の障害認定基準（http://www.sapporo-nenkin.jp/?page_id=115）

４，神経系統の障害認定基準

神経系に発症する場合は、しびれや痛み、麻痺、立ちくらみ等の自律神経症状があらわれます。

「障害年金」では原則「疼痛（とうつう）」は対象となりません。但し、他覚的所見が認めらる場合は該当する可能性があります。

下記ＵＲＬにて詳しくは紹介させて頂きます。

神経系統の障害の障害認定基準（http://www.sapporo-nenkin.jp/?page_id=6458）

「障害年金」申請のポイント

「 アミロイドーシス 」で「障害年金」を申請しようとする場合、下記の２つが申請ポイントとなります。

１，診断書の評価

（１）医療機関に作成して貰う診断書は、「障害年金」用の診断書になります。「 アミロイドーシス 」で「障害年金」を申請する場合、症状が出ている臓器等によって異なる診断書の作成が必要になる可能性があります。

　ⅰ） 「不整脈」や「心不全」の場合、循環器疾患の障害用の診断書

　ⅱ） 「イレウス」等の消化器官 障害の場合、 血液・造血器・その他の障害用の診断書

　ⅲ） 「腎疾患」 の場合、 腎疾疾患・肝疾患・糖尿病の障害用 の診断書

　ⅳ） 神経系統 の障害の場合、肢体の障害用の診断書

　必要な分だけ各々の診断書を添付して、「障害年金」を申請しましょう。

（２）この診断書は、「障害年金」自体の支給決定の有無のみならず、障害等級の決定に大きな影響があります。

（３）診断書のポイントは、日常生活能力の評価がより正しく評価を受けているかどうかです。

　勿論、検査結果等についてはそのまま記載して頂くしかありません。ですが、その他のことについては追記等が必要な場合は主治医に相談して対応をして頂くようにしましょう。

２，病歴・就労状況等証明書の作成

（１）診断書は第三者である医療機関が作成しますが、「障害年金」を請求するご本人が自身の病状を訴える書類があります。それが 「病歴・就労状況等申立書」 です。ですので、この 「病歴・就労状況等申立書」 はご本人が作成します。

（２）この「病歴・就労状況等申立書」は、発症時から現在に至るまでの病歴などを記載する書類となっています。

（３） 「病歴・就労状況等申立書」 の作成ポイントは、主観的に記載しないことです。

例えば、「～辛かった」ことを表現したい場合、「どう辛かった」のか、それが「 アミロイドーシス 」の症状にどう関係があるのか等を第三者に理解できるように具体的に記載して下さい。

病歴が長い方に関しては、記憶が曖昧になっていることが多いので、ご親族等と確認しながら作成すると良いと思います。

まとめ

以上が、簡単ですが「 アミロイドーシス 」で「障害年金」を申請するポイントとなります。もしご不明な点等がありましたらご遠慮なくお問合せ下さい。

最後読んで頂きまして大変にありがとうございました。

《問合せ》は

●「電話：080-3268-4215　」　又は　「こちらのフォーム（メール）」でお申込み下さい。

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