脳梗塞やくも膜下出血といった脳血管障害や、事故などによる脳外傷、心肺停止による低酸素脳症などで脳を損傷し、「怒りっぽくなった」「物覚えが悪くなった」「何かにこだわり過ぎるようになった」など、いままでに見られなかった症状が表れることがあります。
これを高次脳機能障害といいます。
高次脳機能障害には、遂行機能障害、注意障害、記憶障害、行動と感情の障害、言葉の理解の障害、失語症、失認症、半側空間無視、病識欠落といった症状があり、日常生活において困ったことが起こります。
どんな症状があるのか、症状がどのように表れるかは、人それぞれ異なります。しかし、どんな困った症状でもちょっとした工夫によって、日々の生活は暮らしやすくなるのです。引用元:高次脳機能障害って何?