新生物
「新生物=がん」なのか?を調べてみました。
人間の身体には、大別して「 上皮細胞 」と「その以外」の層に分かれています。
そして、この「上皮細胞」と「それ以外」との間には、「基底膜」があります。
この「基底膜」を超えて来るものが「悪性新生物」、つまり「悪性腫瘍」、一般的に「がん」と呼ばれているものです。
よって、「新生物=がん」と公式は正確ではありません。障害年金の「障害認定基準」にも「悪性新生物による障害」と別項目があり、「悪性」のものと限定をしています。
因みに、「基底膜」を超えて来ていない新生物は、上皮内新生物(上皮内がん)と呼ばれ、がんのステージでは「0期」に該当します。この時点では転移はありません。