うつ病による障害年金の請求事例を紹介します

長年の引きこもり生活から、経済的支援を受けるまでの道のり

Aさん(40代/無職)は、うつ病を抱え、日々の生活に大きな困難を感じていました。高校卒業後に就職したものの、職場でのパワーハラスメントにより退職を余儀なくされ、その後約20年にわたり自室から出られない日々が続いていました。家族の支えで通院はしていたものの、外出することができず、将来に対する不安から、何かしらの経済的な助けが必要だと考えるようになりました。

そんな中、Aさんのご家族が相談先を探し、慎ましく障害年金のサポートを行う札幌障害年金相談センターにたどり着きました。当センターでは、Aさんの状況を丁寧にお伺いし、障害基礎年金の請求手続きを進めることになりました。Aさんは、これまで一つの医療機関のみを受診していましたが、障害認定日当時は通院を中断していたため、事後重症請求としての申請を進めました。

診断書の作成に際しては、ご家族とAさんから日常生活の状況を詳しく聞き取り、主治医にお伝えするための参考資料を準備しました。また、長年の引きこもり生活がどのように始まり、どのような経緯をたどって現在に至るのかを明確にするため、病歴就労状況等申立書を時系列で整理し、申請書類を作成しました。

結果として、Aさんは障害基礎年金2級を受給できることとなり、年間約78万円の支給が決定しました。20年にも及ぶ苦しい状況の中で、少しでも経済的な支えを得ることができたことで、Aさんとご家族にとって、未来への不安が軽減される一歩となりました。

《問合せ》は

●「電話080-3268-4215 」 又は 「こちらのフォーム(メール)」でお申込み下さい。

社会保険労務士法人ファウンダー  / 札幌障害年金相談センター 

受付時間 平日 9:00-20:00(土日祝も対応可)

連絡先 ℡:080-3268-4215 / ℡:011ー748-9885

所在地〒007-0849 北海道札幌市東区北49条東13丁目1番10号