うつ病による障害年金の請求事例を紹介します

うつ病と向き合う若者への希望の光

Aさんのお母様から最初のお電話をいただいた時、その声には深い不安が滲んでいました。20代のAさんは、重度のうつ病により家族以外との会話も困難な状況で、障害年金について全く分からないとのことでした。

私たちは、まずお母様のお気持ちに寄り添い、ゆっくりとお話を伺うことから始めさせていただきました。Aさんの症状や経過をお聞きする中で、障害年金の受給要件を十分に満たしているであろうことが分かってまいりました。長期間にわたる療養により、既に受給できた可能性のある期間も発生していたため、速やかな対応を心がけました。

驚いたことに、お母様とお話をさせていただく中で、Aさんご本人が少しずつ心を開いてくださり、直接お話しする機会も得られました。この小さな変化に、私たちも大きな励みをいただきました。

しかし、申請過程では予期せぬ課題も生じました。主治医の診断書の内容が、通常であれば3級相当と判断される可能性があったのです。国民年金被保険者期間での初診日であったAさんの場合、3級では受給資格を得られません。この状況をご説明したところ、Aさんご家族から「全面的に信頼している」というお言葉をいただき、私たちは最善を尽くすべく様々な対策を講じさせていただきました。

結果として、診断書の内容からは厳しい状況でしたが、障害厚生年金2級の遡及認定という、最も望ましい結果を得ることができました。さらに、次回の更新も3年後と設定され、約420万円の遡及支給と年間約80万円の年金給付が認められました。

この結果に、Aさんとご家族の喜びのお顔を拝見できたことは、私たちにとっても大きな励みとなりました。今後もAさんのような方々のお役に立てるよう、誠心誠意努めてまいります。

《問合せ》は

●「電話080-3268-4215 」 又は 「こちらのフォーム(メール)」でお申込み下さい。

社会保険労務士法人ファウンダー  / 札幌障害年金相談センター 

受付時間 平日 9:00-20:00(土日祝も対応可)

連絡先 ℡:080-3268-4215 / ℡:011ー748-9885

所在地〒007-0849 北海道札幌市東区北49条東13丁目1番10号