うつ病による障害年金の請求事例を紹介します

うつ病からの希望ある社会復帰への道のり

Aさんが初めて当センターを訪れたのは、信頼関係のある精神科クリニックの先生からのご紹介がきっかけでした。「うつ病で働けない患者さんがいるのですが、障害年金の申請についてご相談できないでしょうか」という温かいお声がけをいただき、私どもがお手伝いさせていただくことになりました。

早速Aさんとご一緒にクリニックへ伺い、主治医の先生から詳しいお話を聞かせていただきました。病状や経過について丁寧にご説明いただき、障害年金の申請をお手伝いできる可能性が高いと考えました。

Aさんとは何度もお会いし、少しずつお話を伺っていきました。最初は深いトラウマからマスクを外すことも難しく、小さな声で涙ながらにお話しくださる状態でした。私どもは、まずAさんに安心してお話しいただける環境づくりを心がけました。時間をかけることで、徐々にパワハラ被害のこと、ご家族との関係、パートナーとの悩み、大切なペットの件など、様々なお気持ちを打ち明けてくださるようになりました。

主治医の先生には申請に必要な診断書の作成で多大なご協力をいただきました。Aさんには将来の就労意欲がおありでしたので、慎重に検討した結果、3級での申請が望ましいと判断させていただきました。

お喜びいただけることに、傷病手当金の終了時期に合わせて障害年金3級が認定されました。その後、就労支援事業所への通所を段階的に進め、現在では大手企業で生き生きと働いていらっしゃいます。

Aさんは、うつ病を抱える方の社会復帰における理想的なプロセスを歩まれ、多くの方の希望となる存在です。最終的な年金額は約60万円となりました。東京都在住の30代女性であるAさんの事例は、私どもにとっても大変貴重な経験となりました。

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