両感音難聴による請求事例

KKさんは乳児健診の際に耳の反応が悪く、言語発達の遅れと難聴を主訴に病院を受診しました。

聴力が下がれば入院してステロイド投薬を受け、通常は補聴器を使用していましたが、長期に渡って聴力が下がっていきました。そのため、後ろから呼びかけられても反応するのが難しく人間関係において様々なトラブルにあい、また補聴器を外している時は一切会話が出来ないのでコミュニケーションで遅れをとってしまいました。

 

近年になり症状が悪化し、両耳とも90db以上となったため大学病院を受診し、薬物療法や高圧酸素療法を行うも改善を認めず、左耳は100dbとなりました。

 

初診日を証明する「受診状況等証明書」を病院に作成してもらいましたが、紙カルテは破棄されていたため、初診から終診までの治療経過は不明であり、その部分を補うためにも、御本人から詳細に当時の状況や治療内容をお聞きして申立書を詳しく作成した結果、障害年金2級に認定されました。