昔から血液型占いとかありましたよね。

A型は几帳面とか、O型は大雑把だとか。でも今でも性格と血液型との因果関係は解明されていないようです。

血液型って、そもそも何で分かれているんでしょうね(笑)

よく知られている血液型の分類は、「ABO式血液型」と言い、これは赤血球の表面にある物質(抗原)によって分類(血液型A型:A抗原、血液型B型:B抗原、血液型AB型:A抗原とB抗原、血液型O型:抗原なし)をしています。

その為、抗原が有無で血液型が分類されている為、血液型によって耐性(免疫力)に違いがあることが現代医学で解明されています。

 この耐性(免疫力)に関係性があるのか、重傷で救命救急センターに運ばれてきた患者(大怪我をした場合)を調べたところ、血液型O型の死亡率28%に対し、血液型A型の死亡率10.5%、血液型B型の死亡率14.4%、血液型AB型の死亡率8.9%だったとのこと。このように血液型O型とO型以外の血液型の死亡率に違いがあるようです。

血液型による耐性(免疫力)が異なる!?

各血液型ごとでかかりやすいと言われている病気を紹介します。

血液型A型がかかりやすい病気

日本人のうち約40%の人が血液型A型と言われています。血液型A型は適応力があるけど、免疫力が弱めな為、風邪を引きやすい傾向にあります。がんや糖尿病、脳梗塞や心筋梗塞になりやすいとも言われています。

1)胃がん(血液型O型の1.2倍)

胃がん」は胃の壁をおおう粘膜の細胞が悪性腫瘍となることで発症し、「胃がん」が進むと近くの臓器である大腸、膵臓すいぞう、横隔膜、肝臓等にも広がります。→→「胃がん」について詳しくは、こちらをクリック

2)唾液腺がん (血液型O型の1.64倍)

「唾液腺がん」とは、唾液腺(唾液をつくる臓器)にできる悪性腫瘍によって発症します。発症の頃は痛みがなく腫れてくることで気づくことが多い。がんが進行すると、痛みやしびれが、場合によって顔面神経麻痺を引き起こすケースもあります。

3)糖尿病

4)心筋梗塞

血液型B型がかかりやすい病気

血液型B型の割合は、日本人の約20%程度。血液型O型の次の免疫力があると言われています。ただし、その性質上、下記の病気になかりやすいそうです。

1)すい臓がん (血液型O型の1.72倍)

2)糖尿病 (血液型O型の1.21倍)

3)病原性大腸菌

4)サルモネラ菌

5)肺炎

血液型O型がかかりやすい病気

血液型O型の割合は、日本人の約30%程度であり、一番免疫力が強いと言われています。なんでも人類の祖先の血液型だとか。その分、激しい運動にも耐えられるようです。ピロリ菌の受容体が多い為、A型よりも十二指腸潰瘍になりやすいそうです。

1)十二指腸潰瘍 (血液型O型以外の 1.18倍)

2)皮膚がん (血液型O型以外の 4~14倍)

3)ノロウイルス

血液型AB型がかかりやすい病気

血液型AB型の割合は、日本人の約10%程度であり、一番免疫力が弱いと言われています。 ただし、感染症に対する抗体を作れたり、アレルギーになりにくい特徴があります。

1)脳卒中 (血液型O型の1.83倍)

2)認知障害 (血液型O型の1.82倍)

まとめ

私個人の思いとしては、血液型が異なるとそれなりに傾向性があることに驚きました。

ですが、これはあくまでも血液型の傾向性である為、各個人ごとでも当然ことなります。不摂生な生活をしていたら、当然その為に病気になったりもします。

50代になると身体のメンテナンスが必要だと感じるようになりました。そのような意味でも、楽しい人生を送っていく為、日々健康的な生活を心がけることが必要だとつくづく感じる今日この頃です。

《かかりやすい病気になった際の社会保障制度は?》

下記はまったくの余談ですが、上記のような病気になってしまった場合、重たい病気でもある為、実際かかってしまうと不安な気持ちになって当たり前だと思います。そこで、どのような社会保障制度があるかを紹介したいと思います。

かかりやすい病気に実際になってしまった場合は?

誰しも病気にかかりたくて病気になる人はいません。全く予期せぬできごとだと思います。上記のかかりやすい病気になってしまった場合、どのようなことが考えられるでしょうか。

下記のような状況となった場合、どのような社会保障があるかを紹介します。

1,療養が必要であり、会社を休まざるを得ない場合は?

このケースの場合、健康保険制度から「傷病手当金」が支給されます。国民健康保険には、この「傷病手当金」の制度がありませんので利用することができません。また、公務員が加入している共済組合の場合、「傷病手当金」の制度がない場合があるようです。加入している共済組合にご確認を頂けたらと思います。

この「傷病手当金」は、療養が必要な状態で、会社を休まざるを得ない場合に生活保障の一環で支給される保険給付制度です。最大通算して1年6か月間を利用することができます。

(1)「傷病手当金」の受給要件

下記の条件の全てを満たすことが必要です。

① まず大前提として健康保険の被保険者であること。

② 業務外(業務上災害・通勤災害以外の意)の病気やケガであり、その為に療養が必要であること。

③ 療養の為、労務不能(被保険者が今まで従事している業務ができない状態のこと)であること。
 この労務不能であるかの判断は、「医師の意見」のみならず、「被保険者の業務内容やその他の諸条件」を考慮して判断されます。

④ 療養の為、4日以上(連続3日の待期期間が必要)仕事を休むこと。

⑤ 賃金の支払いがないこと。

(2)「傷病手当金」を請求する手続き方法

「傷病手当金支給申請書」一式を協会けんぽに提出することで受給することができます。

毎回の支給申請書には、医療機関からの証明が必要であり、会社に在職中の場合は、会社からの証明も必要となります。詳しい手続きの仕方をお知りになりたいかたは、こちらをクリックして下さい。

(3)「傷病手当金」の受給金額

① 「傷病手当金」の受給金額は、1日単位の日額を算出し、実際に休んだ日分(待期期間3日分を除く)が支給されます。

② 「傷病手当金」の日額の算出方法=(支給開始日以前12ヵ月間の各標準報酬月額を平均額)/30日×(3分の2)
          

2,職場復帰できない、又は復帰できても以前のように働けない

会社を休んで療養に専念しても、思うように症状が良くならず、職場復帰ができないこともあれば、折角職場復帰しても以前のように働けないこともあり得ます。生活をする上で働くことは必要なことですが、働くことが思うようにできないことはとても不安なことです。

そこで国は、「障害年金制度」を整備しています。

(1)「障害年金」の受給要件

① この「障害年金」の受給要件として、初めて診察を受けた(以下「初診日」という)から原則1年6か月経過してからでないと申請ができません。但し、1年6か月を経過しない内に申請できる場合もあります。

② 初診日から1年6か月経過した日(以下「認定日」という)以降で、国が定めている障害認定基準を満たすような障害状態であること。

③ 初診日を基準にして、保険料納付要件を満たしていること。

※ 詳しく「障害年金」の受給要件をお知りになりたい方は、こちらをクリックして下さい。

(2) 「障害年金」を請求する手続き方法

「障害年金」を受給する為には、必要書類を添付した「年金請求書」を年金事務所等に提出して、審査を経て受給します。

最近の「審査」は厳しくなっている傾向にあると感じていますので、「障害年金」を請求する場合は十分お気をつけて申請をして下さい。手続きの方法について、詳しくお知りになりたい方はこちらをクリックして下さい。

(3)「障害年金」の年金額

障害年金は、障害等級や加算される配偶者・子の人数、そして、厚生年金は共済組合からの「障害年金」を受給できる場合は、標準報酬月額の平均を算出して年金額を計算をしますので、標準報酬月額によっても異なります。

「障害年金」の年金額をお知りになりたい方は、こちらをクリックして下さい。

(4)かかりやすい病気で障害年金を請求することになったら・・・

① 胃がんによる障害年金の申請ポイント

胃がんによって全身倦怠衰弱障害の程度によって、どの程度日常生活に支障となっいるかが障害等級の程度となります。

胃がんで、もっと障害年金を受給できるかどうかを詳しく知りたい方は、こちら(「胃がんによる障害年金の申請ポイントを紹介!!」)をクリックしてご覧下さい。

② 唾液腺がんによる障害年金の申請ポイント

唾液腺がん によってそしゃく嚥下機能、全身倦怠衰弱障害の程度によって、どの程度日常生活に支障となっいるかが障害等級の程度となります。

唾液腺がんで 障害年金を受給できるかどうかの「そしゃく・嚥下機能の障害認定基準」「がんによる障害認定基準」にご興味がある方は、こちらをクリックして下さい。

③ すい臓がんによる障害年金の申請ポイント

すい臓がん によって全身倦怠衰弱障害の程度によって、どの程度日常生活に支障となっいるかが障害等級の程度となります。

すい臓がんによる障害年金を受給できるかどうかの「がんによる障害認定基準」にご興味がある方は、こちらをクリックして下さい。

④ 皮膚がんによる障害年金の申請ポイント

皮膚がん によって全身倦怠衰弱障害の程度によって、どの程度日常生活に支障となっいるかが障害等級の程度となります。

皮膚がんによる障害年金を受給できるかどうかの「がんによる障害認定基準」にご興味がある方は、こちらをクリックして下さい。

⑤ 糖尿病による障害年金の申請ポイント

糖尿病で障害年金を受給できるかどうかの「糖尿病による障害認定基準」にご興味がある方は、こちらをクリックして下さい。

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