HNさんは自営業を営んでいましたが倒産してしまい、お金が尽きて不安感・食欲低下が出現していました。「うつ病」と診断された後も、病気を甘く考え、就職しては病状を悪化をさせてしまうことを繰り返していました。

今は、就労移行支援施設に通っています。

そして、そこの就労移行支援施設で障害年金の事を知り、当センターに年金申請手続きを委任されました。 早速、年金記録を確認し、保険料納付要件を満たしているか等を確認しました。

そして「診断書の作成」について、病院に電話で連絡を入れさせて頂きました。結論から言いますと、障害年金の申請についての対応が、あまりにも非協力的で診断書事体も作成しないの一点張りでした。

このことをありのまま、HNさんに報告させて頂いところ、「実は、米田さんの事務所へ依頼する前にも、別の社労士事務所さんにも依頼をしてたんです。そこでも、同じようなことを言っていたんです。結局、話が進まなくて・・・先方(の社労士)からお断りして来たんです。」

確かに、あのような病院側の対応だと話が進まないでしょうねと思いました。

「馬鹿」とか、「阿保」とか、という言葉が何度も飛び出てくるので、思わずこちらも感情的になりそうになるし、先方は言いたい放題言ったあげく、結局は話が進んでいない。話が進まないから、我慢して話しを聞いていたら、「これ以上電話を切らないなら、営業妨害で警察に訴えるぞ」とまで言われる始末。何故、診断書の作成依頼の電話をしただけでここまで言われるのか・・・・

そりゃあ、前の社労士も嫌だったよなって同情しちゃいました。

でも、私がお断りして他の社労士さんに依頼をしても、結局同じことの繰り返しにしかならないだろうし、HNさんの為には何もならないと思い、もうこれは「直接、病院へ依頼をしてみましょう。あの感じだと私が一人で行っても、話が進まないと思うので、HNさんの診察日に私も同行します。そこで、改めて診断書の作成依頼をしましょう。」と約束をさせて頂きました。

ドキドキしながら病院へ同行をさせて頂きました。そのお陰か、診断書を作成して頂くことが出来ました。HNさんとも診断書を確認して、病状についての記載は特に問題がなかったです。 何か訂正箇所があれば、またひと悶着になると思っていたので、ほっとしました。

そして、障害年金も2級の支給決定を受けることができました。本当に良かった。純粋な手続き上のことはそんなに難しい案件ではありませんでしたが、あの「病院の対応」はきっと死ぬまで忘れないと思います(笑)

それにしても診断書作成代30,000円。多分この高額ランキング堂々一位の座はしばらく抜かれることはないと思います。