本日、障害年金(脳出血により半身不随)のお客様から連絡を頂きました。ご連絡の用件は「重度心身障がい者医療費助成を受けれないでしょうか」とのことです。

「あっ!」と思わず言ってしまいました。普段は医療費助成に関しては、ご親族の方が手続きをしているので当方でかかわることが殆どありません。でもこの方に関しては、ご親族と言っても兄夫婦しかいなく、何かお願いすると言っても、かなり肩身が狭い思いをされているようでした。

※一度、ご親族の方がいらっしゃる時に同席したことがありますが、お兄さんとは言え、家庭もあり、これからお金がかかるお子さんを抱えていると、やってあげたい気持ちがあってもやってあげられないことの方が多いことがひしひしと伝わって来ました。

私も弟がいますので、何か解るような気がします。実際、私の弟も病気を抱えていますからね。何かしらの面倒を見るようなことがあれば、かなり家族に気をつかうことになるでしょう。

そのような訳で、お兄さん夫婦には相談しづらく、私の方へ連絡をくれたのかなと思いました。御親族の方と同席したときに情報提供してたら良かったなっと反省をしました。

下記の件をご本人へお伝えをさせて頂きましたが、ご本人が一人で直接手続きができないので、(当方が動くと料金が発生してしまう為)今入所している障害者共同住宅の職員さんへ一度ご相談をして下さい、と付け加えて説明をさせて頂きました。「もしそのようなサービスをやっていないようであれば、再度ご連絡を頂けますか。」

※本日、役所の担当窓口に確認したところ、施設の方だと、その方の名刺及び身分証明書(運転免許証等)があれば、委任状無しで手続きを受け付けていますとのことでした。

重度心身障がい者医療費助成

1、助成金の対象となる方

(1)札幌市に住民登録をしていること。

(2)健康保険に加入していること。

(3)生計を主として維持する方の前年の所得が限度額未満であること。                     

2、【重度心身障がい者医療費受給者証】の交付⇒【重度心身障がい者医療助成】を受ける為に必要な書類

(1)今現在加入している保険証

(2)所得・課税証明書(所得額・控除額・扶養人数・課税内容の記載があるもの)

(3)障害の程度を証明するもの(次の内のいずれか)

 ①身体障害者手帳

 ②療育手帳又は「重度」の判定(診断)書

 ③精神障害者保健福祉手帳

3、助成内容

医療機関にかかった時の医療費のうち保険診療の自己負担額(1割から3割)を助成します。

但し、精神障害ある方は入院に係るものを除きます。