うつ病による障害年金の請求事例を紹介します

パワハラ被害によるうつ病で受給に至った事例

札幌障害年金相談センターに相談に来られたAさん(50歳台男性)は、職場の上司から長年に渡る執拗なパワハラに苦しめられていました。その結果、うつ病を発症し、やむを得ず退職することになりました。

私ども札幌障害年金相談センターでは、厚労省が定める6つのパワハラ類型(①身体的な攻撃、②精神的な攻撃、③人間関係からの切り離し、④過大な要求、⑤過小な要求、⑥個の侵害)に基づき、丁寧にご相談者様の状況を確認させていただいています。

ご相談を通じて、パワハラが心臓血管疾患やうつ病の発症要因となることを、多くの事例で確認してまいりました。研究報告によりますと、一度のパワハラでもうつ病発症リスクが2.27倍に、長期的なパワハラではなんと4.81倍にも上昇するとされています。人としての尊厳を踏みにじるパワハラは、精神衛生上、大変深刻な問題だと考えております。

Aさんの場合、上司による深刻なパワハラが確認されました。具体的には、過度に私生活に介入される行為(⑥個の侵害)、達成不可能な業務の強要(④過大な要求)、そして同僚の前で取引先との電話応対中に大声で怒鳴られる(②精神的な攻撃)などの行為が長期に渡って続いていました。

その結果、耳鳴り・頭痛・不眠・食欲不振・めまいなどの症状が出現し、精神科での診察の結果、うつ病と診断されました。

私どもは、Aさんの2年間に及ぶ治療経過と症状の推移を慎重に確認させていただき、障害厚生年金2級の申請をサポートさせていただきました。現在、無事に受給が決定し、Aさんからは「障害年金のおかげで、無理な復職への焦りはなくなりましたが、悔しい思いは消えません」とのお言葉をいただいております。

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