うつ病による障害年金の請求事例を紹介します
うつ病による2級障害年金の受給成功事例
Aさん(30代女性)は、長年勤めていた会社を退職後、再就職先が決まらず、徐々に気分が落ち込むようになりました。眠れない日が続き、食欲も低下。外出もおっくうになり、自宅に引きこもるようになりました。
家族に勧められて精神科を受診したところ、「うつ病」と診断されました。その後、2年間通院を続けましたが、症状は改善せず、就労は困難な状態が続いていました。
そこで、Aさんは障害年金の受給を考えましたが、手続きの方法がわからず悩んでいました。そんな時、知人から札幌障害年金相談センターを紹介されました。
私どもセンターでは、Aさんの状況を丁寧にお聞きし、障害年金請求のサポートをさせていただきました。主治医への診断書作成の依頼方法や、必要な職歴等の資料の準備についてアドバイスさせていただきました。
微力ながら請求手続きのお手伝いをさせていただいた結果、Aさんは2級での障害年金受給が認められました。私どもとしては、Aさんのお役に立てて大変光栄に思っております。今後も、障害年金でお悩みの方々のお力になれるよう、精進して参ります。
うつ病による生活困窮からの希望ある一歩
Aさんは、転職やお父様との死別をきっかけに、気分の落ち込みや不眠に悩まれるようになりました。症状は次第に悪化し、死にたい気持ちも出てきたため、ご家族の勧めで医療機関を受診。うつ病と診断され、治療を開始されましたが、なかなか症状は改善されませんでした。
日常生活は家族の支援なしには成り立たず、仕事も欠勤や早退が増え、発症前のようには働けない状況が続いていました。経済的な不安も重なり、将来への見通しが立たない日々を過ごされていました。
そんな中、インターネットで障害年金制度について知り、申請を検討されました。年金事務所への相談を考えましたが、予約の都合が合わず、当センターにご相談いただくことになりました。
ご相談時、Aさんは正社員としてフルタイム勤務されており、年金支給の可能性について不安を抱えていらっししゃいました。しかし、詳しくお話を伺うと、会社から様々な配慮を受けていることが分かりました。具体的には、休職や遅刻への柔軟な対応、業務量の軽減、突発的な体調変化時の休憩許可、残業免除などの支援を受けていらっしゃいました。
私どもは、診断書の作成依頼にあたり、日常生活状況や就労状況について詳細な資料を作成し、医師との連携を図らせていただきました。また、病歴・就労状況等申立書の作成では、これまでの経緯や生活状況を丁寧に記載させていただきました。
その結果、Aさんは障害厚生年金3級に認定され、年額約59万円、遡及金約49万円の受給が決定しました。これにより、経済的な不安が軽減され、治療に専念できる環境が整いました。
障害年金の受給には、就労状況や診断書の作成時期など、様々な要件があります。特に精神疾患の場合、就労の継続年数や形態、会社からの配慮内容、日常生活での制限なども重要な判断材料となります。私どもは、一つ一つの事例に真摯に向き合い、申請のお手伝いをさせていただいております。
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