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うつ病による障害年金の請求事例を紹介します！！
うつ病による生活困窮からの希望の光
Aさんが当センターを訪れた時、30代の女性でありながら深刻なうつ病に苦しんでおられました。平成23年頃から始まった食欲不振、不眠、神経性の下痢などの症状に加え、職場でのストレスが重なり、メンタルクリニックでうつ病の診断を受けられました。
休職後は自宅で寝たきりの生活を送られ、強い頭痛に悩まされ、感情のコントロールも困難な状態でした。不安感や不眠、いらだちが続き、次第にアルコールへの依存も進んでいきました。二人の小さなお子様がいらっしゃいましたが、家事も育児もままならない状況が続いていました。
生活維持のためにアルバイトを試みられましたが、些細な注意で気分が著しく落ち込み、処方薬の過量服用による自殺企図まで至ってしまいました。療養を続けられましたが、症状は改善せず、むしろアルコール依存が悪化し、拒食症状も現れていました。
当センターでの面談時、Aさんは感情表現が乏しく、ご自身の状態を説明することにも困難を感じておられました。幸いにも、主治医の先生が障害年金制度についてご理解があり、日常生活の詳細な状況まで診断書に記載していただけました。
結果として、初診日時に会社員として厚生年金に加入されていたことが判明し、障害厚生年金2級の受給が認められました。さらに、お二人のお子様の加算も適用され、年額約170万円の受給額となりました。2年前までの遡及認定により、初回の振込額は約356万円となりました。
これまでアルバイトを転々としながら苦しい生活を送られてきたAさんですが、今後は治療に専念できることを大変喜んでおられました。この事例では、初診日における年金制度への加入状況が、その後の受給額に大きく影響することが示されました。会社員であっても必ずしも厚生年金に加入しているとは限らないため、ご自身の年金加入状況を確認することが非常に重要です。
私どもは、このようなケースに対し、一つ一つ丁寧に向き合い、支援させていただいております。
信頼できる支援が生む安心感
Ａさん（50代・男性）は、長年勤めた職場でのストレスが原因で退職され、その後再就職が難航したことにより、頭痛、不眠、不安、過食などの症状に苦しむようになりました。相談時には気力が著しく低下し、偏頭痛や歩行時のふわふわ感、食欲不振などの症状が見られ、日によっては一日中横になっている状態でした。心療内科を受診した結果、うつ病と診断され、その後複数の医療機関を転々とされましたが、現在は4つ目のクリニックに通院されています。
当センターでは、Ａさんの状況に寄り添いながら、障害年金の請求を支援いたしました。障害認定日の状態が比較的軽度であったため、当初は認定日請求が非該当となりました。しかし、4回もの転医があり、さらに現在通院中の医師がＡさんの日常生活の状況を十分に把握していない可能性があると判断。そこで、診察時に同行し、医師にＡさんの生活状況を詳細に説明するお手伝いをしました。この結果、Ａさんの病状が適切に伝えられ、障害年金の請求が通過しました。
Ａさんからは、「障害年金請求手続きをサポートいただき、心から感謝しています。医師に詳しく病状を説明してくださり、先生も非常に参考になったと喜んでいました。本当にありがとうございました」というお言葉をいただきました。
当センターでは、相談者様一人ひとりの状況にしっかりと向き合い、適切な支援を行うことを心がけております。障害年金に関するご相談がございましたら、どうぞお気軽にお声がけください。
うつ病患者の長年の苦悩に光明をもたらした障害年金
Aさんは、約8年前に元配偶者の不貞行為をきっかけにうつ病を発症されました。当初はフルタイムで勤務し、役職も担っていましたが、精神状態の悪化により仕事のパフォーマンスが低下し、降格を余儀なくされました。周囲の勧めで心療内科を受診し、うつ病と診断されて内服治療を開始しましたが、症状の改善が見られず、最終的に退職に至りました。家庭でも元配偶者との関係修復がかなわず離婚し、その後約5年間無職の状態が続いていました。
札幌障害年金相談センターでは、Aさんのケースについて丁寧にヒアリングを行いました。その結果、長期間にわたり日常生活に大きな支障があることが判明し、継続的な治療にもかかわらず症状に変化がないことから、障害認定日（初診から1年6カ月後）の時点ですでに障害の状態に該当していたと判断しました。そのため、障害認定日まで遡って請求することを提案させていただきました。
面談だけでは日常生活の詳細な状況把握が難しかったため、LINEを活用して何度もやり取りを重ねながら手続きを進めました。初診から申請時点まで同じ医療機関に通院されていたAさんの主治医は、発症時からの病状は把握していましたが、日常生活の状況までは十分に把握していませんでした。そこで、ソーシャルワーカーを通じてAさんの日常生活の状況について情報提供させていただきました。
申請から約3カ月後、障害厚生年金2級の認定結果が届きました。障害認定日まで5年間遡って認められ、過去分として約700万円が一括入金となり、今後も年間約115万円を受給できることになりました。
うつ病発症以来、就労が困難な状況が続き、Aさんは大変なご苦労をされてきました。過去分の年金入金により金銭面での不安は軽減されましたが、心の傷を完全に癒すことは難しいでしょう。しかし、この障害年金が少しでもAさんの病状回復の一助となれば幸いです。
障害年金は過去に遡って受給できる可能性があります。障害年金の申請をお考えの方は、ぜひ一度専門家にご相談ください。私たちのような小さな相談センターでも、お客様の状況に寄り添い、最善の方法を一緒に考えさせていただきます。
うつ病による生活困窮からの希望
Aさんは40代の男性で、過酷な職場環境の中で日々奮闘されていました。毎日の長時間残業に加え、上司からの理不尽な叱責や些細なミスを執拗に責められるなどのパワーハラスメントを受け続けていました。
やがて、頭痛や倦怠感などの症状が現れ始めたため、職場近くの内科を受診され、過労との診断を受けられました。点滴などの治療を受けられましたが、一時的な回復に留まり、多忙な仕事の影響もあり、この病院への受診は1回限りとなってしまいました。
その後も体調の悪化が続き、職場や自宅近くの様々な内科を転々と受診され、その場しのぎの点滴治療を続けられていました。ある日、受診先の内科医から精神疾患の可能性を指摘され、メンタルクリニックを紹介されました。受診の結果、うつ病との診断を受けることとなりました。
不眠や食欲不振、強い不安感や抑うつ状態が続き、体重も減少。家事や入浴、食事なども自力では困難となり、家族のサポートなしでは日常生活を送ることができない状態にまで症状が進行していました。
私どもは、Aさんのお話に真摯に耳を傾け、これまでの経緯を丁寧に伺わせていただきました。特に、複数の医療機関を受診されていた経緯について、病院名や受診時期、その順序などを、Aさんの記憶を頼りに一つ一つ慎重に確認させていただきました。
その結果、初診となる医療機関を特定することができ、障害年金の申請へとつなげることができました。審査の結果、障害厚生年金2級が認定され、申請月からの年金支給が決定されました。
私どもは、このようなAさんのような方々のお力になれますよう、今後も誠心誠意努めてまいります。
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社会保険労務士法人ファウンダー / 札幌障害年金相談センター
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