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うつ病による障害年金の請求事例を紹介します!!
うつ病による長期療養から社会復帰、そして再発までの道のり
私どもの事務所にお越しになったAさんは、WEBデザイナーとしてのキャリアの中で、過酷な労働環境によりうつ病を発症された方でした。初めての面談で伺ったお話では、現在の受診歴しか覚えておられませんでしたが、丁寧にお話を伺う中で、実は20年近く前にも同様の症状で通院・入院歴があったことが判明いたしました。
私どもでは、Aさんの状況を詳しく分析させていただき、最初の発症から社会復帰され、7年間にわたり安定した職業生活を送られていた期間があったことに着目いたしました。この期間中は昇給を重ねられ、ご結婚やマイホーム購入など、充実した生活を送られていたことが確認できました。
しかし、会社のM&Aを機に環境が一変し、再び抑うつ状態に陥られ、C医院での治療が必要となりました。その後のひきこもり状態が続く中で、配偶者との離婚、実家での同居困難など、厳しい状況に追い込まれていかれました。
私どもは、Aさんの症状の経過と生活状況を慎重に検討させていただき、社会的治癒の期間があったことを踏まえ、C医院受診を再発後の初診日として認定していただけるよう、丁寧な申立書の作成に取り組ませていただきました。
その結果、障害認定日に遡って障害厚生年金2級が認められ、年間159万円の年金、そして初回には987万円の遡及支給を受けることができました。
この事例を通じて、私どもは改めて、お客様の人生に寄り添い、細かな状況確認を行うことの大切さを実感いたしました。たとえ過去の記憶が曖昧であっても、丁寧なヒアリングと適切な請求方針の検討により、お客様にとって最適な結果を導き出せるよう、今後も誠心誠意努めてまいります。
心の重荷を軽くする支え
Aさん(30代・女性、無職)のご相談では、うつ病により生活の不安が募り、障害年金を受給できるかどうか知りたいとのお問い合わせをいただきました。生活のために働きたい気持ちはありつつも、体調が続かない状況が続いていると伺いました。お電話でも体調の辛さが伝わってきたため、最寄り駅近くの喫茶店で直接お話を伺うことにしました。
ご相談時には、発症当初から現在に至るまでの生活や日常的に抱える困難を丁寧にお聞きしました。Aさんは幼少期から人間関係に悩み、思春期には家族との関係でも苦しんでいたとのことで、じっくりと2時間にわたりお話を伺いました。これらの状況から、障害年金の申請が必要と判断し、ご依頼を正式にお受けしました。
初診日は高校生の頃と15年以上前であったため、初診医療機関のカルテはすでに廃棄されていましたが、PCデータに初診日の記録が残っていることが判明しました。20歳以前の初診日については「受診事実」の確認が有効なため、早急に必要書類を手配しました。また、念のため第三者証明も一部準備しました。
診断書の作成に際しては、Aさんと医療機関を訪問し、障害年金の制度や要点を直接医師に説明しました。その結果、実際の状況に即した診断書を作成していただくことができました。
こうして、Aさんは無事に障害基礎年金2級の認定を受け、年金額約78万円が支給されることとなりました。「自分が対象になるのか」という疑問を抱える方からのお問い合わせは少なくありません。障害年金の制度について少しでも気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。生活の新たな一歩を共に見つけるお手伝いをいたします。
うつ病患者の障害年金申請成功事例
Aさんは長年うつ病に悩まされ、欠勤や休職を繰り返していました。障害年金の対象になるかどうか不安を抱えていたAさんは、札幌障害年金相談センターに相談することを決意しました。
センターのスタッフは、Aさんの辛い状況を考慮し、ヒアリングを最小限に抑えながら丁寧に対応しました。Aさんは正社員として勤務中、業務成績の悪化などによるストレスからうつ病を発症したとのことでした。しかし、欠勤しながらも何とか働いていたため、主治医には日常生活の実態が伝わりにくい状況でした。
センターのアドバイスに従い、Aさんは体調の悪い時の状況をメモに記録し始めました。センターのスタッフはそれらのメモとヒアリング内容を基に、Aさんの日常生活状況を詳細にまとめました。この資料を診断書依頼時に医師に提出し、Aさん自身も自宅での様子を詳しく伝えたことで、ようやく実態に即した診断書を作成してもらうことができました。
医師は家族の援助を前提に日常生活能力を判断しがちですが、障害年金の考え方とは異なります。センターのスタッフは、この点を医師に理解してもらうことが重要だと考えました。
結果として、Aさんは障害厚生年金2級の認定を受けることができました。次回更新月までの2年間で、約290万円の受給が見込まれています。
センターのスタッフは、障害等級の判断は専門知識が必要なため、社会保険労務士などの専門家に相談することをお勧めしています。センターでは出張無料相談も実施しているので、同じような悩みを抱える方々に気軽に相談してほしいと考えています。
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