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うつ病による障害年金の請求事例を紹介します
「障害年金の申請をお考えの方へ」札幌障害年金相談センターでは、これまで多くのお客様の障害年金申請をサポートしてきた実績があります。実際の請求事例を紹介させて頂きます。具体的な成功事例から、申請の流れやポイントをご確認いただけます。ぜひ一度ご覧いただき、専門家のサポートで安心して手続きを進めましょう!
うつ病による障害厚生年金2級認定の成功事例
Aさん(40代男性)は、うつ病により障害厚生年金2級を認定され、年間約120万円の年金を受給できることになりました。初回支給額は4年遡及され、約480万円となりました。
当初、Aさんの父親が弊センターに来所され、Aさんの初診からの経過をお聞かせいただきました。Aさんは仕事のストレスや職場でのトラブルがきっかけで心身の変調を訴えるようになったとのことでした。残業が多く、心身ともに負担のかかる職場環境に置かれていたようです。
不安や抑うつ状態等のメンタル面の不調が続き、自宅近くの心療内科を受診されました。初診時にうつ病と診断され、処方された薬を服用しましたが、めまいやふらつきの副作用が出たそうです。
通院・服薬を継続されましたが、職場の上司や同僚の理解が得られず、次第に出勤が困難になっていきました。休職を経て退職に至り、その後は体調の良い時に短期間のアルバイトを数回されたとのことでした。
札幌障害年金相談センターでの相談は、最初はAさんの父親との間で行っていましたが、Aさんの状態が良くなったため、後にAさん本人とも面談・ヒアリングをさせていただくことができました。初診日から現在に至るまでの経過を詳しくお伺いすると、症状にかなり波があることがわかりました。
弊センターでは、診断書の依頼書作成にあたり、症状が悪化している時の状況や日常生活の様子を的確に伝えるよう心がけました。また、Aさんの父親にも医師に対して日常生活の状況を口頭で伝えていただくようお願いしました。
病歴・就労状況等申立書についても、診断書の依頼書と同様に、症状が悪い時の状態について具体例を交えて、できるだけ詳細に記述するようアドバイスさせていただきました。また、症状の経過については、細かい変化よりも大きな流れが読み取れるような記述となるよう心がけました。
初診日が厚生年金加入中であったため、障害厚生年金の申請を行いました。幸いにも、初診時と現在の病院が同じであったため、比較的短期間で申請手続きを進めることができました。
請求の結果、障害厚生年金2級の年金証書が届きました。障害認定日請求を行ったため、4年前にさかのぼって障害厚生年金を受給できることになりました。
Aさんの傷病の状態にはかなり波があり、正確な診断書を取得することが課題となりましたが、医師のご理解もあり、診断書の取得もスムーズに進みました。弊センターとしても、できる限りのサポートをさせていただき、Aさんが無事に障害年金を受給できたことを大変嬉しく思っております。
うつ病からの希望の光:障害年金請求事例
40代女性Aさんが、私ども相談センターを訪れた時、複数の職場を転々とされており、強い希死念慮や不安感で涙が止まらない状態でした。
初診日証明のため受診状況証明書を取得すると、予想外にもAさんの記憶にない前医の情報が記載されていました。粘り強く調査を進め、前医を特定し、必要書類を入手できました。
しかし、認定日当時の主治医から「症状が軽いため診断書は書けない」と断られ、Aさんは大きく落ち込まれました。
私どもは諦めることなく、何度も丁寧に状況を説明し、主治医との対話を重ねました。その結果、適切な診断書を作成いただき、障害厚生年金3級の受給が決定。次回更新まで約450万円の給付が認められ、新たな生活の一歩を踏み出すお手伝いができました。
諦めかけた希望が実を結ぶまで
何年も前からうつ病を抱えながら懸命に働いていたAさん。しかし、症状の悪化に伴い仕事を続けることが困難になり、ついには退職を余儀なくされました。その後、自力で年金事務所に相談し障害年金の請求を試みたものの、複雑な手続きに限界を感じ、当相談センターに助けを求めて来られました。
相談を受けた社労士は、Aさんが現在、抑うつや不安感、身体の動かしにくさ、朝の起床困難、外出の困難さといった症状に苦しんでいることを確認しました。その結果、障害年金2級に該当する可能性が高いと判断。障害認定日の頃の状態を振り返ると、欠勤や早退はあったもののなんとか仕事を続けていたため、遡及請求の認定が厳しい可能性もありました。それでも主治医の診断書を取得した上で提出の可否を慎重に検討することにしました。
しかし、診断書の作成は容易ではありませんでした。主治医から一度は作成を断られ、なんとか引き受けてもらえたものの、内容が実際の症状に即しておらず、何度も修正をお願いすることになりました。その過程で完成までに3か月以上を要し、Aさんも次第に「もう障害年金の申請を諦めようか」と弱音を漏らすようになりました。このように診断書の取得に苦労することは決して珍しくありませんが、特に障害認定日請求の場合は一度きりのチャンスです。そのため、社労士は「後悔しないよう全力を尽くしましょう」と励ましながら、粘り強く手続きを進めました。
最終的に、障害認定日当時も働いていた状況にも関わらず、2級の遡及請求が認められる結果となりました。困難な道のりではありましたが、良い結果が得られたことで、これまでの努力が報われた瞬間でした。
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